Button History

~19th Century

近代のボタン製造の歴史では、戦時にあってはボタンにメタルが使用できず安価な自然素材などの代替材料が求められ、平和な時代には常により高価な素材を模倣する素材の研究が進められ、この大きな流れのなかでプラスティックボタンが時代の主流となっていった。

1850年頃からは、南米産の椰子の実であるタグアナッツ(コロゾ)を材料としたボタンが、ヴェジタブルアイヴォリーと呼ばれて特に紳士服用として工場製産されるようになり1930年代位まで大量に使用され、プラスティック素材が普及するまでその役割をになっていた。1990年代になってから、エコロジーの流れの中で素材としてリヴァイヴァルしているのも興味深い。

1800年代最後の10年のアメリカは、ゲイ・ナインティーズと呼ばれ、新興産業国家として繁栄を始めたこの国向けに、大型の宝石をまねたガラスの周囲を彫のあるメタルで飾った派手で重量のある婦人コート用のボタンがヨーロッパから(特にフランスとドイツから)輸出され人気を得た。

>Button Material No.1 から5までを参照

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ヴェジタブルアイヴォリー

20世紀のボタン

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