GL gl Micro mosaic and Venetian Type

イタリアのボタンに関連して述べられるガラスのミクロモザイクを使用したボタン(やカフリンクスやアクセサリー類)は、1800年代のイタリア旅行記念として、特にイギリスからの観光客などから好評を得ていたいわばスーべニールであった。ローマやフィレンツェで主に制作され、イタリア風景やローマ古典時代を思わせるような鳩と噴水のモティーフなどが見られる。

また、ヴェネツィアはガラス製造の長い歴史を誇るが、ボタンやアクセサリーについては特にペーパーウェイトと呼ばれる技法に人気がある。

5以下15け目までのボタンは、ほとんど20世紀以降の製品であり、トンボ玉風やフィオーリやメタル箔などが入った華やかな古典的意匠のヴェネツィア風のボタンである。

最後の5けは吹きガラスで現代的なクラフト感覚。その前の4けは、少し雑なミルフィオーリでバーナーによるランプワーク仕事による普及品。