GL gl Accessory type 1

ガラスパーツを用いてのアクセサリー製造は、1800年代末、オーストリア、インスブルックのスワロフスキーによって確立されたとされる。宝石でも水晶でもない、クリスタルガラスの輝きは新しいアクセサリーの時代の幕開けであった。ボタンにもこの波は押し寄せて、アクセサリーと見紛う作りのボタンが広く求められ製造された時代があった。又、アール・デコの時代は色よりもきらめきのほうがそのデザインを引き立てるという面もあった。

第二次大戦後にも時代の反動として、ボタンに華やかなアクセサリー風をという要求が強い時期があり、どうも定期的に繰り返されるボタンの流行の一種でもあるらしい。

そうした展開のなかではセッティング方法などにも時代の流れがあり、需要と価格の関係からは、ほぼジェムレベルのセッティングから接着剤での貼り付けタイプまでピンキリである。