GL cr Satsuma and Zsolnay, Schiaparelli etc.

ガラスとは別にセラミックという分類で、まずあげられるのが薩摩ボタンである。幕末、薩摩藩が外貨稼ぎのために、白薩摩にクラックが特徴の日本趣味のボタンとして輸出し、海外のほうがコレクターは多いかもしれない。京都や横浜でもかなり制作されていた。最初から17けまで、最初はバックルである。レベルも様々であり、白地にかなり金を盛り上げた豪華なボタンもあるが、西洋ホロスコープのボタンは戦後の欧米観光客向けであろう。

18け目、ハンガリーのZsolnay窯。建築タイルからハンガリーアール・ヌーヴォーを担う工芸品まで制作した。つぎがアメリカの民窯Norwalk、コネティカット州で1800年代の中頃、複数のクレイのミックスが特徴の陶器である。次が、イタリア人デザイナー Schiaparelli 周辺とされる陶製で彼女のおなじみトリモティーフ。次が Fornasetti 、1970年代のミラノのデザイナーのグラフィックなボタン。

最後はSatsuma ボタンの普及品であり、カードに縫い付けて販売された輸出向けの一例である。