N.P. Woods Art Deco 2 (H.Hamm etc.)

アールデコ期を代表するモードのデザイナーであるChanel やSchiaparelliの周辺の工房で、直接デザイナーの意向をうけてボタンを制作していた一群の職人・アーティスト達が、ウッド素材のレベルの高いボタンを残している。サインはないが、はじめの3つは、Henri Hammあるいはその周辺の作家の可能性が高い。また、戦後にはプラスティック素材との組み合わせで大型でデザイン感覚のあるウッドボタンが制作されていく。

最後のバンブーとの組み合わせボタンは、戦後の日本製の輸出向けボタンである。