SH Cufflinks and Cameo
紳士用のカフリンクスもボタンの重要な分野である。エナメルや半貴石などより高価な素材の使用も多いが、シェルも決して少なくはなかった。(ダンベル型の)4けセットの片割れと思われるボタンも見受けられる。
メタルや糸やコードなどでつなぎ、両端をかけるか、スタッドでとめる。シェル自体から彫り出した太目のスタッドで固定するタイプが5け目である。スタッド仕様は紳士のウエストコート用ボタンでもかなり見られる。カフリンク自体にも、半月脚タイプやバネ式などの工夫が凝らされた。
最後のカメオはcowrie タカラガイ、アメリカ1800年代末の5mmサイズ。主題違いの6けセットとして紳士付け替え用であったかもしれない。