N.A. Horn, bone 1-4 and sales cards

1800年代の後半、牛や水牛などのホーンなどのボタンは、原材料を粉砕して膠など他の材料と混ぜることで表面を加工しやすくしたコンポジション素材が広く使用された。現代から見るとプラスティックとは異なる素材感がありノスタルジックであるが、当時の技術革新の努力の成果であった。天然素材を意識した動物モティーフなども多い。

カードの前の4けは19世紀から20世紀のはじめ、主にフランスで製造されたボタンで、ブラックに染色したクラッシクな趣味のボタンである。(Horn, bone 2−1と2、当時のメーカーのサンプルカードも参照ください。)

ホーンボーン製でも普及品ボタンの多くはセールスカードなどで大量に販売された。最後の小ボックス入りは、下着用などに用いられたより安価な実用のボーンボタンである。