ME Gay 1890s / accessory type

1890年代にヨーロッパから当時の新興国アメリカにむけて、中心に大型のガラスや半貴石をあしらい周囲を華やかにメタルで装飾した一群のブローチのような大型ボタンが輸出され、ゲイナインティボタンと称された。派手で華やか少し大味の当時のアメリカの好みが伺えるボタンである。はじめの12個は、これに近い感覚の1930年代位までのボタン。アメリカ製でベークライトなど当時の重厚で暗い色のプラスティック台の同様のボタンもある。

時代は異なっても、大型で装飾的なブローチアクセサリーのようなボタンには、いつの時代もある種の需要がある。メタル台座のものをまとめてアクセ仕様ということで選んでみた。1940-70年代位のヨーロッパとアメリカ。ガラスとの組み合わせが圧倒的に多いので、ガラスGLのアクセサリ仕様ボタンも別途参照ください。

最後は、1980年代バブル時代のデザイナーズブランドのボタンである。6個。Lacroix やDiorなど。